飼い主さんが動物病院を探すとき、Googleで検索するのではなく、ChatGPTやGemini(Googleが作ったAI)に直接話しかけて決める──そんな行動が、すでに広がっています。
このレポートでは、いま何が起きているのかを4つのステップで順番にご説明します。
以前は、飼い主さんが病院を探すとき「Google検索」が普通でした。「○○市 動物病院」と検索して、表示されたリンクを上から見ていく──そんな流れです。
いまは、飼い主さんはスマホでAIにこう話しかけます。
「うちの猫が急に食欲がない。近くで夜間も診てくれる動物病院を教えて」
すると、AIが「○○動物病院」「△△動物病院」と具体的な病院名を答えてくれます。飼い主さんはそれを見て、来院する病院を決めます。
アメリカの動物病院ネットワーク「Vetcelerator」の調査では、ChatGPT経由で来院する人がいる病院の割合が、こう変化しました。
出典:Vetcelerator(米・全国動物病院アクセス集計)
つまり、1年で3倍以上に増えています。
「これは海外の話では?」と思われるかもしれません。しかし、Ahrefs(SEO業界で有名な分析会社、米)の調査で、日本のいまの状況はアメリカの8ヶ月前とほぼ同じ地点にあることがわかっています。
そしてアメリカは、その8ヶ月の間に状況が大きく悪化しました。日本もこのまま進めば、同じ道をたどる可能性が高い、ということです。
飼い主さんが「ググる」から「AIに聞く」へ行動を変えています。アメリカでは1年で3倍以上の変化が起き、日本も8ヶ月遅れで同じ流れが来ています。放置すれば、検索経由のアクセスが激減するリスクがあります。
いま、Googleで検索すると、画面の一番上に「AIがまとめた答え」が表示されるようになりました。
例えば「肉球がカサカサしているとき、どうすればいい?」と検索すると、Googleが「肉球のケア方法は…」と答えを画面の上に出します。検索した人は、その答えを読むだけで知りたいことがわかるので、その下のサイトをクリックしません。
日本国内の調査(NTTドコモ、15〜79歳 1,267人対象)では、サイトをクリックしない人の割合が64%という結果が出ています。
これを飼い主さん100人で例えると、こうなります。
約60人は、どの病院のサイトも見ずに終わります。
実際にサイトを見るのは、残りの約40人だけです。
つまり、先生の病院のサイトがGoogleで1位に出ていても、見てもらえるのは40人だけです。
「Googleで上位に出す」というやり方では、検索する人の4割にしか届かない時代になっています。だからこそ、残り6割の飼い主さんが見る「AIの答え」に先生の病院名が出てくるかどうかが、新しい集客の鍵です。
ご自院が、いまAIにどう見られているか、
画面の動画で確認してみませんか?
飼い主さんがAIに「うちの猫の夜間対応ができる病院を教えて」と聞くと、AIは地域の全動物病院の情報をひとつずつ表示するわけではありません。質問に合う3〜5院に絞って、具体的な病院名を答えます。
つまり、飼い主さんが目にする病院の選択肢は、最初から3〜5院に絞られているということです。
ここが勝負どころです。
以前のGoogle検索のように「1位・2位・3位…と順番に下まで見ていく」のではなく、AIが最初に答えた3〜5院の中で、勝負がほぼ決まってしまうのが、いまの時代です。
加えて、AIの仕組み上、AI経由で来る飼い主さんは、すでに絞り込まれた状態で来ます。「たくさんの中から1つ選ぶ」のではなく、「数院の中から決める」段階まで比較検討が終わっているため、実際の予約・来院につながる確率が高いのです。
AIに選ばれることは、「来る人が増える」だけでなく、「来た人が実際に予約する率も高い」ということを意味します。
AIで病院を探す時代は、最初に名前を答えてもらう3〜5院の中に入れるかどうかで勝負が決まります。そしてAI経由の飼い主さんは、すでに比較検討が進んでいるため、予約・来院につながる確率も高いことがわかっています。
Yext(米・AIでビジネス情報がどう使われているかを研究している会社)が、AIの答えに登場する情報を680万件分析した結果、AIが「どの病院を答えるか」を決めるときに参考にしている情報の内訳は、こうなっています。
つまり、AIに選ばれるかどうかは「運次第」ではなく、86%は先生の側で変えられる、ということです。
「では、86%の中で特に何を整備すればいいのか」がわかるデータがあります。
プリンストン大学(米)とIITデリー(インド)の共同研究では、AIが病院名を答えるときに最も重視している要素は、先生の専門性・診療実績だとわかりました。従来のSEOで重視されてきた指標(ドメインの強さなど)の、4倍以上効きます。
つまり、AIは「サイトが検索で上位に出ているか」よりも、「実際にどういう診療をしている病院か」を見て答えを選んでいる、ということです。
AI対策は、ゼロから新しい技術を覚える話ではありません。
先生がこれまで日々積み上げてきた診療の実績・症例・専門分野──それこそが、AI時代に評価される基盤です。
必要なのは、すでにある先生の強みを、AIが読める形で整理して、ホームページやGoogleマップに出していくこと。それだけです。
AIに選ばれるかどうかは運ではなく、コントロールできます。AIが参考にする情報の86%は先生の側で変えられる範囲にあり、その中で最も効くのは先生の専門性・診療実績です。だからこそ、HP情報の整備で十分対応できる、ということです。
だからこそ、まずは先生の病院がいま、AIにどう見られているかを知ることが、最初の一歩になります。
本レポートをまとめた株式会社サスティナでは、動物病院向けに、AIでの認識状況を調査・改善するサービスを2つ提供しています。
先生の病院がいま、AIにどう見られているかを調べます。
「なんとなく対策できた気がする」ではなく、事実として何が起きているかを、画面動画でそのままご確認いただけるサービスです。
STEP 1でわかった課題を、実際に直すサポートです。
STEP 1のレポートを見てから、必要かどうかご判断いただけます。STEP 1だけで終了されても大丈夫です。
| ステップ | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| ① お申し込み | 調査キーワードなどのヒアリング(1時間ほど) | 1〜2日 |
| ② 調査実施 | AIへの質問・競合調査・画面収録 | 約2週間 |
| ③ レポート提出 | 結果報告と改善提案 | 提出後ご確認 |
| ④ STEP 2の判断 | レポートを見てご判断ください | 期限なし |
効果が出なかった場合はどうなりますか?
STEP 1の調査レポートは、自院がAIにどう見られているかという事実をそのままお伝えするサービスです。「効果が出る・出ない」という性質のものではなく、現状を正しく知ること自体に価値があります。STEP 2の改善実装については、AIの仕組みが非公開のため、特定の順位や来院数の増加を保証することはできません。これは、AI対策を提供しているすべての会社に共通する性質です。
自院のHPに技術的な変更が必要ですか?
STEP 1の調査レポートでは、HPの変更は不要です。AIでの自院・競合の見え方を調査するだけです。STEP 2の改善実装に進まれる場合は、AI用のデータを追加するなど、HPへの作業が必要になります。具体的な内容はSTEP 1完了後に提示し、HP制作会社との契約状況に応じて調整いたします。
STEP 2を申し込まないと、STEP 1の意味がないですか?
そんなことはありません。STEP 1だけでも、自院の現状・競合との差・誤った情報の有無が明確になり、自院での改善判断の材料として完結します。STEP 2は、STEP 1のレポートを見てから判断できる任意のサービスです。STEP 1のみで終了されても問題ありません。
他社のAI対策サービスとの違いは何ですか?
他社のAI対策サービスは月額60万円以上が一般的で、調査と実装が最初から一体になっているケースが多いです。サスティナではSTEP 1(¥55,000)で現状把握から始められる設計にし、必要に応じてSTEP 2に進める2段階の構成にしています。「いきなり高額なサービスは判断しづらい」という先生方の声を想定したものです。
実施期間中、診療業務に影響はありますか?
STEP 1は当社で実施するため、先生方の作業はお申し込み時のヒアリング(調査キーワード・競合院の確認)のみです。所要時間は1〜2日、合計1時間程度です。STEP 2に進まれる場合も、原稿のご確認などのお時間をいただきますが、診療業務への大きな影響はないように設計しています。
調査レポートは55,000円(税込)、お申し込みから約2週間でお届けします。
STEP 2の改善実装は、レポートを見てからご判断いただけます。
下記のフォームよりお申し込みください。ご質問だけでも構いません。
フォーム以外をご希望の場合は、以下までご連絡ください。
メール:[ご担当者メールアドレス] / お電話:03-5875-8384(担当:[ご担当者名])